腰痛について

腰痛の方へ

日本人が抱える症状の中で、肩こりに並んで多いのが腰痛ですが、ここでは腰痛への理解を深め、その対処法について記しました。

現状が分からないから不安になり、痛みをより深刻に捉えてしまいがちですが、適切な対処をすれば、改善への大きな近道なので、是非参考になさって頂ければ幸いです。

→ 腰痛とは、腰にかかる負担だけではありません!

 

その原因は、いくつかの種類に分類する事が出来ます。
場合によっては医学的な分野で、専門医の診断が必要なものもありますし、普段の生活の中でケアが可能なものも存在します。

 

例えば、専門医に診てもらう必要がありそうな場合ですが、骨や関節が擦り減ったり、変形したりしている場合です。

老化や関節の酷使によって椎間板などの関節部分の水分が失われ弾力が無くなり、その結果外部からの刺激が加わると、痛みやしびれが出る事があります。
これらは急激な痛みを伴う事が多く、まず安静にしている事が大切になります。
落ち着いたら出来るだけ早めに専門医に診てもらう事をお奨めします。


また同じ姿勢を長時間続けたり、無理な姿勢を続ける事で、筋肉が硬直し、疲労していく腰痛があります。

パソコンと長時間向き合うデスクワークや、長距離のドライブで同じ姿勢が続く結果、普段緊張と弛緩を繰り返す筋肉が緊張しっぱなしになる事で、筋肉に乳酸が貯まり、血行状態が悪くなった結果、「コリ」や「痛み」を引き起こします。
腰痛の場合、「コリ」や「ハリ」だけでなく、筋肉痛が襲い、倦怠感が全身を襲います。

硬直した筋肉をほぐす為に、正しい体操法や適度な運動で、全身の筋肉に新鮮な酸素と栄養分を与え、血行を促す事が大切です


血行不良を改善しようと適度な運動などで筋肉をほぐしてはみたものの、痛みが取れないと言った時には、末梢神経に障害がある場合も考えられます。

ジンジンした痛みが治まらない、揉んでも良くならない、動かすと痛みが出る様な時には、無理して不適切な揉み方を続けたり、過度な運動は逆に末梢神経に傷をつけてしまう恐れがあります。
こういった場合は、痛みやしびれを改善させる為に、末梢神経を修復しなければなりません。
これには、レバーやイワシに含まれるビタミンB12の一種である「メコバラミン」が良いとされています。
ただ、完全な修復に至るまでには、必要量を食事から摂取するのは難しいとされています。

腰痛の種類と対応

①筋筋膜性腰痛

腰背部・臀部を中心として痛みが起こります。「張っている」「重い」「だるい」などと表現される事が多い症状です。

骨盤や椎間板に異常が無く、神経症状もありません。主に物を持上げたり、長時間の前屈姿勢などによる筋肉疲労や姿勢異常が誘因で発症します。

<当店の対応>
背中の筋肉である脊柱起立筋・腰部の腰方形筋・臀筋・大腰筋などの筋緊張を取り除いていきます。骨盤などに問題がなければ、筋肉へのアプローチのみで改善される事も多々あります。

②椎間関節性腰痛

椎間関節の柔軟性の低下や変性により起こる腰痛です。ギックリ腰を繰り返したり、連続した物理的なストレスや加齢により慢性的に起こる事が多く、患部の初期段階では腰椎の直上や付近に、症状が進むと下肢に痛みが広がる事もあります。

<当店の対応>
主に骨盤や腰椎の歪みを矯正して、関節の正常な可動性を取り戻す事に重点を置きます。その周辺の筋肉の緊張にまで影響を及ぼす場合はそちらのケアも行っていきます。

③ギックリ腰(急性腰痛)

腰部に急激に過度な負担がかかり、腰椎・骨盤に歪みが生じ、周辺の軟部組織(筋肉・靭帯・腱など)が炎症を起こし、激痛が生じます。

炎症発生後は強烈な痛みが出ますので、安静・冷却が必須となります。

<当店の対応>

→ ギックリ腰の詳細と対応の仕方

④椎間板ヘルニア

椎体の間に存在するクッション部となる「椎間板」が過剰な負荷により潰れてしまい、中にある髄核が飛び出してしまう現象です。この髄核が脊髄神経に触れて、痛みやしびれが出ると言われますが、多くは悪い姿勢により椎間板が潰れてしまう様な負荷が掛かる事が、腰部に痛みを引き起こす原因となっています。

<当店の対応>
過度に椎間板を圧迫している状況(悪姿勢)を、骨盤や腰椎を矯正して、痛みが起こらない様な状態へ改善していきます。

⑤腰椎分離症・すべり症

脊椎の上下にある関節突起の部分が断裂し、椎弓が分離してしまう事を「腰椎分離症」と言い、背骨が下の部分よりも前方へ移動してしまう事を「腰椎すべり症」と言います。腰を後ろに反らすと痛みが強くなりやすく、腰周辺に重ダルい痛みが常にあり、酷くなると足がしびれてきたりします。

<当店の対応>
ヘルニアと同様、分離やすべったりしている部分よりもその周辺や全体の関節矯正や周囲の筋緊張の緩和などを行い、痛みが起こりにくい状態にしていきます。特に腰椎の前湾(反り返り)がキツい方がなりやすいので、そちらの改善を行っていきます。

⑥坐骨神経痛

腰椎・仙骨から骨盤を通過し、梨状筋(臀部)の下を通過して下肢に出ているのが坐骨神経です。その経路にそって広範囲に痛み・しびれが発生する事を言います。

<当店の対応>
特に臀部の筋肉が緊張すると、坐骨神経の圧迫を強めて悪化しやすいので、まず臀部筋を緩めます。そしてこの臀部の筋肉に緊張を与えている骨盤や股関節の歪みを矯正し、痛みが出る要因を解消していきます。

腰痛施術の症例

・慢性腰痛

Nさん(50代男性)
長年の腰痛が2日前から酷くなり来店。

週に1回のペースで来店され、3回目で痛みはほぼ無くなりました。時折、ゴルフをした後などに痛みが出るので、以降も2~3週間に1回のペースでメンテナンスに来店されています。

・急性腰痛(ギックリ腰)

Mさん(50代男性)
前日に発症し、朝起き上がれない程の痛みに悪化し来店。

腰を伸ばせず、歩く事も困難な状態だったので、アイシングを施しながら筋緊張を取っていき、骨盤のねじれと前傾の歪みを調整。すると、施術後には腰が伸ばせる様になり、真っ直ぐ歩いて帰られました。

翌日~翌々日の朝までは痛みが多少残ったものの、日増しに症状の回復が実感出来、歩く姿も直立に近い状態となりました。

更に翌日の施術4回目には、ほぼ痛みが無くなり、それ以降は普段通りの生活に戻る事が出来た様です。

・坐骨神経痛

Hさん(60代女性)
2日前、お仕事で重い物を持ってねじった時に左の腰に強い痛みを覚えたそうです。太ももの外側にまで痛みが広がってだんだん酷くなってきたので、休職届けを出して来店。

週2回のペースで来店し、5回目の施術後にだいぶ痛みが取れてきた様です。そこから2週間に1回のペースに移り、8回目でほとんど痛みが無くなりましたと喜ばれました。

以前から何回も痛みを起こしていたのでそのまま退職を覚悟されていましたが、現在は復職し、月に1回の来店で再発防止に努められています。

腰痛の日常生活における注意点

①起き上がる時

朝は最大の注意が必要!

<安全な起き上がり方>

1. 仰向けで膝を曲げる。

2. 左右で楽な方に膝を倒す。

3. 腕で床(ベッド面)を押して状態を起こす。

 ※この時、お腹を引っ込める様にして力を入れる。

②立ち上がる時

腰を固定する!

<楽な立ち上がり方>

1. 両手で腰骨の両側をつかむ。

2. お腹を引っ込めて腰を固定する。

3. 状態を前に倒さず、両太ももに意識をおいて立ち上がる。

③冷やす? or 温める? で迷ったら・・・

まずは冷やす!

強い痛みが出たら炎症が起きている可能性が高いので、まずは冷やして見て下さい。

冷やして悪くなる事はほぼ無いと言って良いですが、温めて痛みが酷くなる事は多々あります。

 

■歩けない・立てない・「ズキズキ」「ビキっと」痛む

→ 急性症状は、冷やす!

■重い・ダルい・張っている・凝っている

→ 慢性症状は、温める!

腰痛の予防法

腰痛にならない為に・・・☆彡

 

腰痛の主な原因のほとんどが姿勢の悪さからきています。
悪い姿勢が続いていると、筋肉が硬直し、血行が悪くなり、骨盤などが歪み、その結果、痛みやしびれを生じる事になるのです。

症状が出て、整体を受けたなら、確かに辛い腰痛は改善されるかも知れません。
しかし、姿勢の悪さは人のクセのようなものなので、意識をしていなければ治った腰も、また腰痛を引き起こしかねません。

そうならない為に、まだ腰痛になっていない人も、一度整体で腰痛を治した人も正しい予防法で、辛い腰痛にならない様に心掛ける事が大切です!

①腰に負担を掛けない座り方

まず椅子に座る場合です。

椅子に座る場合は、腰椎が軽く前に曲がるのを意識して座ります。
もちろん座り方は椅子にもよりますが、適切な高さと比較的固いシートと背もたれのあるものをお勧めします。
椅子が高過ぎる場合は、足を低い台に乗せる事などによって腰椎が前に傾き過ぎずに良い姿勢を保てます。

 

次に床に直接座る方法です。
床に座る正しい姿勢と言えば、正座を想像しますが、腰椎の曲がる角度が強くなり、足の血行が悪くなるので、腰の為にはあまり良い座り方とは言えません。
胸を張らずに、お腹を引っ込めた楽な姿勢で、床の上におしりを落とせば腰椎に負担のかけない姿勢が保てます。
あぐらをかくのは腰筋を疲労させ過ぎます。

②腰に負担を掛けない荷物の持ち方

引っ越しや模様替えの時に、重い荷物を運ぼうとする時、実は想像以上に椎間板には大きな負担が掛かっています。

この椎間板に掛かる力を腹筋や腰筋で何とか支えているのですが、一定の力を超えてしまうと、ぎっくり腰や腰部捻挫になってしまいます。

負担を掛け過ぎない様に持つ為には、膝を落として荷物を体全体に近付けてから持ち上げます。
よく見られるのは、膝を伸ばした状態のまま腕の力だけで思い荷物を持ち上げようとしているものですが、この持ち方は一番腰に負担をかける恐れが大きいので大変危険です。

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